2016年6月17日金曜日

ドキュメンタリー番組についてⅡ

こんにちは!

それではさっそく前回の続きということで、海外のドキュメンタリー番組について紹介します。

海外のドキュメンタリー番組にはこのようなものがありました

・ディスカバリーチャンネル
・アニマルプラネット
・ヒストリーチャンネル
・ナショナルジオグラフィック

あれ…どれもどこかで聞いたことがある…
とっても有名なチャンネルですね

まず海外のドキュメンタリー番組、調べていてわかったのですが規模が違います
このような有名なものは国外に発信することも見据えているので、お金がかかっています。
しかしお金がかかっているだけあってどれもとっても面白そうです。

例えばディスカバリーチャンネルの「怪しい伝説」
誰もが疑問に思ったことのある噂を過激に徹底検証する実験ショーです。
検証実験は、動物に関するものから、天気、食べ物、ことわざ、映画、テレビ、スポーツ、テクノロジーに至るまで、幅広いカテゴリーの噂や神話まで多岐にわたります。

これは…日本でいえばバラエティ番組に分類されるのではというような番組もいくつかあります。
それでもわくわくするような内容ですね!
ドキュメンタリー番組の枠組みについて考えさせられます。

わたしも是非一度は見てみたいなあと思い、同じくディスカバリーチャンネルの「スーパーテクノロジー」という番組を見てみました。

おもしろい(゜゜)

この番組のテーマは世界中の最先端技術の紹介や、世界の工場、巨大建造物の制作現場などテクノロジーの舞台裏に迫るというもの。
正直テクノロジーの舞台裏など今まであまり興味を持っていませんでしたが、興味津々の状態になりました。

こちらがサイトになります。


やはり見てみて感じたことはお金がかかってるなあということです。
また、国内のドキュメンタリー番組では”人”が主役の作品が多いので、この番組は私にとってとても新鮮でした。



それでは今から本題である今最も熱いドキュメンタリー番組は何かについて探っていきます。
ドキュメンタリー番組はありのままを伝えて、視聴者がそれぞれどう見聞きするかにゆだねるというテレビ番組です。
偏らない伝え方がドキュメンタリーの本来のあり方です。もちろん制作者の主観が入ることはあります。
それでは「今」とはどのようなものが求められている時代なのでしょうか

やはり世界のドキュメンタリー番組を見ていて感じたことは”ドキュメンタリー番組の枠組み”の違いです
わたしはいままでドキュメンタリー番組≠バラエティ番組というように捉えていたところがあります。
しかし、バラエティ調で報道性のあるようなドキュメンタリーを制作してもよいのではないでしょうか。


残念ながら日本には、有料チャンネルと契約してドキュメンタリー番組を見よう、知的好奇心を満たそうという人がまだまだ少ないのです。


このブログのテーマは「今最も熱いドキュメンタリー番組は何か」
熱いところには人が集まります。
つまり、一つ目の条件として「お金を払ってでも見たいドキュメンタリー番組ということが考えられます。
お金を払ってでも見たいドキュメンタリー番組、これは上記のディスカバリーチャンネルなんかがとても良い例ですね。

つづいて、こちらの論文を紹介します。
http://mass-ronbun.up.seesaa.net/image/2012Spring_C2_Maruyama.pdf

こちらの論文ではドキュメンタリー番組の「主観」と「客観」的位置からドキュメンタリー番組の偶然性はあるのか審議しています。
結論からいうと、ドキュメンタリー番組に偶然性はありません。
虚構に基づく脚色がなければドキュメンタリー番組と言えます。
練りに練られた筋立てがあり、はじめて偶然性を生み出すのです。
ここから考えられる二つ目の条件は「必然的に偶然を産み出す番組」ということが考えられます。


そして三つ目は「知的好奇心をそそるもの」
家族全員が楽しめるような、知的好奇心をそそるような深堀された番組に人は集まります。
意図的に笑いをとるのではなく、お涙頂戴物にするのではなく、どこまで人やモノの本質を追い求められるかがこれからのドキュメンタリーに求められているのです。

このような条件から考えて国内で今最も熱い番組は”NHKスペシャル”という結論を出しました。
この番組は筋書きがしっかり練られています。
取り扱うテーマは、政治・経済、事件、歴史、生物、スポーツなど幅広い上に、数回にわたる大型シリーズもあり、海外の番組に引けを取っていません。
http://www6.nhk.or.jp/special/

しかし個人的にはディスカバリーチャンネルのドキュメンタリー番組も一見してほしいです。


このような番組がこれから流行っていくような番組なのではないのでしょうか。

ドキュメンタリーは、「流動」的な流れゆく時間の<いま>を、意味づける中で現実の複雑さを見せつける「ジャンル」なのである。 この流れるような世の中、ドキュメンタリーを制作する者、そして視聴者もドキュメンタリーの価値と位置づけについて常に考案しなければならないのです。




参考URL 
http://matome.naver.jp/odai/2142519685611675101
http://news.livedoor.com/article/detail/9384569/

2 件のコメント:

  1. いい論文見つけました

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  2. 今「帰ってきたヒトラー」というすごい偶然性の演出の映画が来てますー

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